体験農園・春作の農作業

2020年 春作の楽農記

2020年春作の収穫  記・8月21日

 この2か月間は講習は無く、各個人が春作を育成しつつ、収穫する期間である。本来ならば、収穫ごとに畑の様子と収穫物の写真を掲載するところであるが、新型コロナ感染症対策の自粛生活、7月の長雨、一転しての8月の酷暑で押しつぶされそうな生活が続き、気力喪失で手につかなかった。本当に生きている気がしない毎日である。

 今日もカンカン照りの酷暑であり、閉籠っている時間を使って、日記をもとにこの3か月間の収穫作業を振り返ってみる。

 

5月 🥒の初収穫1本が20日であり、🥒を植えたのが、4月28日(日)であるから、約3週間後である。結局5月は残り10日で、11本の収穫に終わった。

 

6月 🥒の収穫が本格化し、金山寺味噌を買って、食事のたびにスティックをパリパリと噛むのが気持ちよく、美味しい。6月は形の良い54本の🥒を収穫した。

 6月に入ると、野菜の収穫が徐々に増えていく。8日に🍆の初収穫、12日には大根、15日にはベビー🌽、17日にはミニ🍅、18日にはインゲン、26日にはピーマンの初収穫と続く。6月の🍆は25本、🍅19個、ピーマン3個であった。この間に、ジャガイモ、ホウレンソウ、小松菜の収穫もある。これらを含めると、やはり6月が春作の最も豊な収穫月であろう。

 

7月 嬉しい夏野菜の収穫最盛期である。🍅、🌽、枝豆に南瓜が家族、娘一家を喜ばせる。今年はコロナ自粛の捌け口として畑に毎日のように通い、手当したため、トウモロコシの倒れもなく、🍅の芽欠きも洩れなく、枝豆の発芽も良く、豊作であった。🌽、枝豆は、初旬に全量収穫、南瓜は中旬に収穫で一気に山が来る感じだ。

 7月の🥒はなんと79本。蔓をトマトの上の綱まで伸ばし、下の方では地這🥒をならせて、頑張らせた。🍆は48本、🍅36個、ピーマンも2,30個は採れた。🌽は18本、枝豆は20束(1束は2本)欠けることなく採れた。こうしてみると、やはり7月が収穫最盛期だ。しかし最盛期ということは、終了でもある。さみしい畑になり、8月になる。

 この作業の間に、なすが2本倒れた時がある。2本の棒で枝を支えているのだが、木綿の糸で結わえている糸が切れて倒れていた。幸い折れていなかったので、ビニールの紐で結びなおして、事なきを得た。木綿の糸は、片付けの時に楽だが、重みには弱い。原則蔓は木綿糸、枝はビニールで対応しよう。

8月 8月になると、🥒は4日に片付け、トマトは16日に片付け、整地する。それ以降は、🍆とピーマンの収穫のみである。16日には、🍆、ピーマン、🥜、里芋を除き、整地して、秋作の植付に備える。これで、春作はほぼ終わりである。 

 

2020年春・追加3(6月20日)

 落花生の寒冷紗外しと欠株補充の体験農園+α3が行われたが、当日、遠くの果樹菜園へ行くこととなり、農園主が代行してくれることとなった。

2020年春・追加2(6月7日)

 追加1の翌週に体験農園+α2として、里芋の土寄せと、欠株の補充が行われた。里芋の芽がなかなか出ず心配していたが、ここにきてやっと5株の芽が出、1株だけ補充してもらった。堆肥と化成肥料を追肥し、それを混ぜながら、土寄せした。昨年はやったかどうか思い出せない。

 下の写真は翌日の8日に撮った写真である。

2020年春・追加1(5月31日)

 春の体験農園の最終回・第5回が終わった後、コロナからの解放感を満喫する目的もあり、毎日畑に通い、トマトの脇芽欠き、キュウリ等の弦のひもを結んでの誘引作業、小松菜、ホウレンソウの間引き収穫を行ってきた。その途中で、園主からレタスを2把貰う幸運もあり、枝豆の寒冷紗を外し、キュウリの初収穫が20日にあった。

 その後、5月31日に体験農園+α1として、落花生の芽が出ていないところへの種の蒔きなおしがあった。私は、7つの内、3つ出ていなかったので、2粒の種をもって、浅めに植え付け、スコップで叩いた。4つ以上出ていない人は、苗ももらっていたということは、私は合格なのだろう。

 下の写真は、その2日前の5月29日撮った写真である。

2020年春・第5回(5月3日)

 パソコンが故障し、修理から帰ってきたが、データは消えてしまい、古いパソコンに残っていた1年前のデータをリロードし、再出発である。パソコンのない生活は出来ないことを思い知らされ、パソコン2台体制で、バックアップをしながら使っていくことにした。

 そんなこんなで、体験農園春の第3,4回は飛ばして第5回春の最終回からである。

下の写真は5月7日に撮った。左の写真は西側から、中の写真は東側から、右の写真は東側から中ほどの畝を撮っている。

左の写真の手前から、サトイモ、落花生、大根とインゲン豆、トウモロコシ、ホウレンソウと小松菜とカボチャである。中の写真は、手前から、ナスとピーマン、ジャガイモ、トマトとキュウリ、枝豆である。右の写真は、その枝豆から先のホウレンソウと小松菜とカボチャ、トウモロコシ、大根とインゲン豆となっている。春の作物はすべて植え終わった状態である。

   これから晴れていれば毎日のように畑に通い、小松菜等の間引き、トマトの芽欠き,水やり等をし、体調の維持と気分

転換 即ち、リフレッシュするのが楽しみである。 


2020年春・第2回(4月5日)

 今日は、トウモロコシの種蒔と、予定を変更して、大根の種蒔が追加された。来週の作業が多くなりすぎるからということである。トウモロコシは、畝の両側に堆肥と化成肥料を埋め、30㎝間隔の穴が開いたマルチを敷いて、その穴に2粒づつ2センチの深さに入れ、上から土を被せる。昨年は、間違って穴の間隔が広いマルチを敷いたため、本数が少なくなったが、今年は本来のマルチであったので、8本と片方は1本多い9本になっている。

 大根は、隣の畝の半分に3粒づつ点蒔きし、2列に4本、計8本を植えている。

前回、種を蒔いたホウレンソウと小松菜の芽が出そろていた。約1センチ間隔に芽が出ており、園主から種の蒔き方もうまくなったと褒められた。

 新型コロナウイルス感染症の流行のため、3密を避け、外出を自粛するように言われ、気が滅入る中で、畑は広々とし、何もかも忘れて作業し、本当に気分が良くなる。畑に救われている。


2020年春・第1回(3月21日)

 園主が耕耘した後の畑をな前々日の13日に均した。これだけでも良い運動になる。

 3月15日に行く予定であたが、14日が雨のため中止となり15日の参加者が多くなり、混雑していたので、振替日の21日に参加することとなった。

 右の写真は、21日にじゃが芋を植えた後である。じゃが芋は畝を作らず、10㎝弱掘って土を西側に盛り、掘った後に東側から少し土を入れ、そこに切ったじゃが芋を35cm間隔で置き、間に堆肥一掴みと化成を撒き、その上へ東側から土を被せ、5㎝ほどの高さにする。水は遣らない。


 右の写真は、ホウレンソウと小松菜の種を蒔いた跡である。向こう側が北であり、そこにホウレンソウを、こちら側に小松菜を蒔いている。一番南側の水を撒いていないところは、後からカボチャを植える。

 60cm幅の畝を作り、ホウレンソウは3条撒き、小松菜は2条撒きであるが、種が余り3条にした。化成肥料を各条の下に撒いた後、1~1.5㎝間隔で種を蒔き、上から水を撒いている。小さな種を、1~1.5㎝間隔に蒔くのは、細かな仕事であり、手先が不器用な当方にとっては、苦手で疲れる