2020年 秋作の楽農記

2021.1.30     年間利用終了の整地

 2020年度の利用終了期限が1月31日なので、天気の良かった26日に残っていた特大の白菜、移植した小松菜、葱を収穫し、畝を崩し畑を均した。久し振りに鍬を使い、良い運動になった。おかげで、すっきりし、体に力が付いた感じで、気持ち良い。体は動かさなければならない。これも畑の良さである。

 右の写真は、整地後の畑である。葱は多かったので、10本ほど残している。31日に収穫し、均すつもりだ。近くの区画も整地が進んでいる様子が分かる。

 

2021.1.8       もうすぐ片付。5年経過し利用期間終了も継続利用当選

 2020年の年末30日に、娘の家族に白菜2、葱、人参、大根、小松菜等を車で送り届け、大晦日31日は土浦果樹菜園に息子と行き、甥と合流し、果樹の剪定等をし、2021年の元旦に畑に行き、自宅用に娘家族と同様の野菜を収穫した。よく頑張ったものだが、このほかに役立つこともなく、全然苦にならず、却って気持ちが良い。

 下の写真は、その後の今日の畑の様子である。残るは、白菜4株、キャベツ小1、🥕10個程度、大根2本、葱20本ほど、ホウレンソウと移植した小松菜と、トンネル内のアスパラ菜、春菊である。今年は白菜が良くでき、超大が1、中が2、小が1と計4株残っている。消化するのは難しいと家内は言っている。移植した小松菜は成功であり、あの時期を逃すと、育ちが悪いことが分かった。

 このように、コロナ下での拠り所になっている体験農園が、ことしの1月末で5年間の利用期限を迎え、もし継続できなかったらと思うと、気懸りで落ち着かない毎日を過ごしていた。園主から続けるには、応募しなければなりませんよと言われており、一縷の思いで12月1日の区のお知らせを見て、一番になるように、即座に応募の往復はがきを出した。

 一日千秋の思いで、毎日ポストを開けていたが、前回の19日から6日後の25日に、葉書が来て、当選とあった。一気に前が開けた感になり、気持ちが明るくなった。応募は、6名であり、有難いことである。右の写真がその抽選結果のお知らせ葉書である。昨日、緊急事態宣言の2回目が発令されたが、この葉書が救いになる。

 

2020.11.21 小松菜の移植に挑戦

 小松菜とホウレン草が芽吹き、それなりの大きさになり、間引く時期になった。間引いた苗を、🍆を撤去した後に、元気な小松菜を移植することに挑戦した。普通は間引いた苗を、みそ汁の具等に利用するのだが、水場のそばの人が、昨年、移植して成功していたので、聞いてみたら、割りばしを研いで、それで間引き苗を挟んで取り出して、植える場所に割りばしで穴を開け、そこに差し込むのだと教えてくれた。

 昨日、🍆を2本抜き、その後に畝を立て、1列だけ移植したが、暗くなったので、今日明るいうちに残りの2列分を移植した。腰をかがめて苗を傷めないように取り出すのが大変で、時間がかかった。昨日の分を見ると根付くのは難しそうである。一つは移植するには苗が大きく、日も当たらないからではないか。いずれにせよ、しばらく面倒を見てみようと思う。

 下の写真は、畑を西からと東から撮ったものである。西の方に小松菜を間引いた後の畝が写り、東からの方に移植した畝が写っている。一緒に写っている野菜を見ると、今年は良く育っているのが分かる。今日は、🥕5本、ブロッコリー、カブを取ったが、いずれも良く育っているが、大きなカブは虫に食われていた。

2020.10.30    秋作の収穫の本格開始と畑の様子

 明日が、吉林家の七五三の宮参りであり、ついでに持っていく収穫した野菜と、その時の畑の様子を写してきた。それが下の写真である。

  収穫した野菜は、まだ成長過程にあるものであり、特に大根、ネギは小さく、カブ、ニンジンもこれからだろう。真中の写真は、小松菜とホウレンソウの芽が出ているところと、手前の不織布のトンネルの下は、里芋を掘った後に春菊とアスパラ菜を植えている。芽が出るのはこれからだろう。不織布のトンネルは、園主に勧められて作ったものである。右の写真は、ブロッコリー、キャベツが順調に育っているのに加え、今年は特に白菜が初めて、大きく、順調に育っている。

2020.10.18 第5回(2020年度講習最終回)

 今日は秋作5回目、年度通じて最後の講習・農作業日である。今日を迎えるため10日(土)までに必ず🥜を収穫し、その後を均しておくように言われていた。ところが、7日に笠間クラインガルテンと荒川沖の果樹菜園に行ったその日の午後から台風14号の余波の雨が続き、10日まで降り続いた。やきもきしていたが、11日に曇空になったので、午後に畑に行った。畑が泥濘るんでいると思ったら、意外としっかりしており、支障なく収穫できた。農作業は、植付も大変だが、収穫も手間がかかり、収穫後の選別が伴う作業は、根気がいる。しかし、1つづつコツコツやるといつの間にかできる。一編にやろうとすると2度手間になるのが落ちである。果樹菜園の栗に続き、🥜もコツコツやることを教えてくれる。その成果が、下の写真である。

 そして、今日(18日)落花生の後にほうれん草と小松菜を植えた。いつものように、1cm間隔で種を植えるのは、大変である。

2020.10.4 第4回

 今日は秋作の4回目で、植え付け、種蒔きもない回である。肥料の施肥と間引きの作業であった。早めに行って雑草取りを遣ったが、全部終了する前に、全員集合しての説明があった。雑草取りは、時間のかかる作業であり、畑に行く度に、まめに遣らねばならないことを痛感した。

 白菜の両側を掘り、堆肥と化成を撒き、キャベツ・ブロッコリーの片側を掘り、化成を蒔き、ネギには上からばら撒きをして、土を戻し、ネギには土寄せをした。その後、白菜、カブ、大根の間引きをした。間引き大根の葉を持って帰るのを忘れた。ニンジンは大きくする必要はなく、3,4センチ間隔で良いとのことであった。先日植え替えた白菜の苗4株は、一応根付いているようだ。このまま大きくなると大成功だが。

 隣の畑の🥜に🐭が来ていたとのことで、騒がしくなり、隣は🥜を全部はがしたが、🐭は潜って逃げたようだ。その後、園主が針スコップを突き刺していたが、結末は見ていない。

 下の写真は、作業後の畑である。左は手前の里芋を除いた西側からの全景である。中左は、ネギの先の大根とブロッコリー等、中右はその先のキャベツ、白菜カブ、🥕である。右は、🍆と植え替えた白菜である。今のところ順調である。

 あとは、10日までに🥜を収穫し、その後に18日に小松菜、ホウレンソウを植えれば秋作の講習は終わりである。

2020.9.28

 雨が3日間少しづつ降り続いた後の昨日に、畑に行くと、植え替えたカブが根付いており、大根、白菜もきれいに育っていた。今日は、ピーマンの後に間引きした白菜を4株植え替えてみたが、どうなるであろうか?

2020.9.20   追加(寒冷紗外し) (記・9.23)

 今日は、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツの寒冷紗外しと不良苗の植え替えであったが、久し振りの土浦の果樹菜園行と重なったため、前日の朝に寒冷紗を外し、苗の周りに生えている雑草の摘み取りを行った。その後に園主宅に電話し、その旨を知らせ、不良苗のカリフラワー1株の植え替えをお願いした。翌日行くと、苗の植え替えを遣ってくれていた。その前に、白菜の芽が出ていないところに、補充してくれていた。園主のきちんとした対応に頭が下がる。

 今年は、里芋が枯れており、水やりの少なさであろうが、水場から遠いので致し方ない。

 また、今年で1期5年が終了するとの通知が来た。12月1日の区報を見て、応募するが、どうであろうか?

2020.9.6    第3回   (記・9.10)

 台風9,10号の余波で、この1週間に断続的に雨が有り、畑は水を含んで、落ち着いていた。今日は、白菜、カブと大根の種蒔である。大根は昨年はマルチをしなかったが、今年は、またマルチを掛けることになった。マルチの穴の位置が、両端に近かったので、もう少し畝幅を広げて(60㎝を70㎝へ)おけば良かった。来年は注意しよう。

 種蒔がいつも大変で苦労する。点撒きは種が少なく良いのだが、筋蒔き(今回はカブ)で、種を連続して落とそうとすると、ばらけたり、かたまったりする。一粒一粒時間をかけて遣るべきなのだろうか?難しいところだ。

 下の写真は、9月9日、種蒔き後3日目に撮ったものである。左は西側から撮っており、マルチの穴から大根の芽が出ているのが分かる。中は東側から撮っており、筋蒔きのカブ、点撒きの白菜の芽が微かに出ている。寒冷紗が掛かっているところは、キャベツとブロッコリー、カリフラワーの畝である。その先にネギが見えている。

 右は東側から撮っており、採れ過ぎて困るくらいの🍆と、青枯病になったピーマンの抜いた後である。その向こうに🥕の芽が元気育っているのが見える。 

2020.8.30  第2回   (記・8.31)

 第1回の7月半ばから約1か月半の8月末の秋作の講習会である。キャベツとブロッコリー・カリフラワーの苗の植付である。今年はカンカン照りの酷暑が続いており、畝作りと植え込み寒冷紗掛けを朝9時から一気に遣るのは、無理だと考え、前日の夕刻に畝作りを終えておくこととした。土曜日に講習会を受けた人の畑を見て、昨年までの経験を活かし、肥料も入れて、畝作りをした。畑は乾ききっており、土埃を抑えるため、薄く水撒きしなければならなかった。

 31日は、若干雲が多めであったが、それでも日が照ると暑く、ポカリスエットを飲みながらの作業になった。前日の準備のお陰で、すぐ植付に入れたので、皆と道具も競合することなく、スムースに作業が出来、早めに帰ることができた。それでも汗だくだくであったが、シャワーを浴びて、水、ジュースを飲むとスッキリした。一段落で、ほっとした。畑のお陰で何とかコロナと酷暑に耐えられていると思う。

2020.7.19  第1回   (記・8.25)

 もう、秋作の始まりである。例年この時期に酷暑の中での長ネギの植付と🥕の種蒔があり、汗だくだく、くらくらする中で、ネギの溝堀、65本を一本づつ立てかけ、トウモロコシの枯れ枝で塞ぎ、その後、🥕の種を一粒づつ等間隔で蒔くという細かな作業をしなければならない。今年は、長雨が続き、少しは楽かと思っていたが、作業を始めると、一か月振りの日が照りだし、久しぶりなので却って堪えた。

 溝堀後のネギの立てかけが上手くいかず、トウモロコシの枯れ枝を長いまま埋めていたら、園主から、短く折って、丁寧に塞ぐように助言された。次回に役立てたい。🥕の種蒔は2条の決まりであるが、自分は毎年3条に植えており、今年も3条に撒いた。今年は長雨のお陰で土が湿っており、例年苦労する目出しに良い影響を与えるはずである。

 家に帰って、小便をすると、濃ゆい茶色であり驚いたが、脱水症状であり、水をコップ2,3杯飲むと、普通の色に戻った。

 下の写真は8月25日に撮ったものであり、左は手前が🥕、奥が🍆とピーマンである。🥕の芽が良く出ていることが分かる。中は、ネギ、落花生、里芋である。右端は、西側からの自分の区画の全体である。奥にニンジンと🍆・ピーマンが有り、ネギとの間は秋作用の空き地である。