体験農園・春作の農作業


2021年 春夏作の楽農記

2021年春夏作(7/3) 最大収穫日:一斉に収穫期が来る

 6月下旬から7月上旬が夏野菜の収穫期が集中する。🥒、🍅が続く中、インゲンが採れだし、6月下旬になると🌽が収穫期を迎え、それに枝豆が加わり、一気に収穫物が賑やかになり、暈が増す。🥔も収穫時期であるが、梅雨の雨続きの上、土浦果樹菜園の大量の🥔があり、半分を残している。

 この時期の主役はやはり🌽である。湯掻いて齧り付くと甘くて、一気に夏の気分になる。枝豆も実が大きくなり、インゲンとともに食卓を充実させる。それに🥒と🍅を浴びるように口にできるのは、体験農園の醍醐味である。

 ちなみに、7月3日の最大収穫日は、🥒12、🌽6,🍅3+6,🍆2,ピーマン5,インゲン70,枝豆4株、ズッキーニ1であった。その前の7月1日に、娘家族に子供の喜ぶ🌽4本をはじめ、🥔、ニンニク(土浦果樹菜園産)枝豆、インゲン、🥒、🍅等を届けた。

 下の写真は、それらの収穫後の7月5日に撮ったものである。🌽の上段の実を取って、下段の実が残っている状態である。🍆、ピーマンはこれからであり、インゲン、南瓜・ズッキーニは来週中に収穫を終え、跡を整地しなければならない。7月17日には、もう秋作の🥕、葱の種蒔、植付である。

2021年春夏作(6/14) 珍事:カボチャではなくズッキーニだった+ヤングコーン

 果樹菜園での大収穫から帰って、3日振りに体験農園に行ってみると、珍事が待ち受けていた。その一つが、折れたカボチャが完全復活し、実をつけていたが、驚いたのは、新しい方はカボチャでなく、ズッキーニであった。おかしいと思っていたが、園主が間違えたのであろう。こちらも実が着いていてこの珍事が判明した。

 体験農園も収穫最盛期に入り、🌽の穂が出て、ヤングコーンを楽しめそうだ。🥔も収穫時期だ。🥒もオバQ2本に、大3本採れたのに加え、園主からの持ち帰りサービス品がビニールハウス内に置かれており、自宅用と吉林家用にも貰って帰った。

 足の傷も癒えてきたので、里芋の土寄せ、草削ぎ、🥒、🍅、🍆の誘引、脇芽欠きを行った。

2021年春作+α2 (6/5)  🥜寒冷紗外しと里芋追肥土寄せ

+α2、植付終了後2回目の臨時集合であり、🥜の寒冷紗外しと里芋の追肥土寄せと作物の手入れであるが、前々日に自転車事故を起こし、足に怪我をしており、応急処置の後を医者に診てもらうために、早く終わらせなければならなった。早めに行き、足も痛いので、簡単に終わらせて、早く帰った。

 🥜は、寒冷紗をネズミに入られないように隙間なくしていたので、支障なく、里芋は、最後の一株に小さな芽が出ていたので、植え替え無しで、追肥と軽い土寄せで終わらせた。カボチャが気になっていたが、折れたカボチャが本格的に復活してきたようだ。新しい方に堆肥と化成を周りに入れた。

 🥒は、本格的な収穫が始まり、すでに15本収穫しており、今日また4本収穫できた。どのキュウリも真っ直ぐで、きれいである。剪定の仕方をYutube等で、学んで、解ってきたからであろう。金山寺味噌を付けて食べている。

 🍆、ピーマンはまだ樹が小さく、収穫時期ではない。

 写真は翌日の夕方撮ったものである。トウモロコシが大きくなり、穂を出し始めているので、その後ろの🥜、枝豆、🥒、🍅の様子が分からないので、1枚写真を追加している。すべての作物が、最近ぐっと成長しているのが良く分かる。

園主が、🥔は10日過ぎには、収穫だと言っていた。

2021年春作+α1(5/23) 枝豆寒冷紗外しとメンテ(🥜、カボチャ補充)

 果菜植付後の+α1の集合日である。枝豆の寒冷紗剥がしがメインであるが、作物の生育状況の点検と手当である。前日に、🍅、🥒、🍆等の脇芽欠き、誘引を済ませていたので、萎びているカボチャとネズミ被害の🥜の苗の補充であった。

カボチャの萎びは全体で5か所ほどあり、そのうちの一つが当方である。疫病かと思ったが、園主によると風で茎が折れたとのことである。園主が棒を指して、折れないようにしたらしいが、遅かったようだ。違う種類のカボチャの苗(雪化粧)を補充してくれた。前のカボチャは蔓無し奴で前年と同じだそうだが、掲示板には雪化粧と書いていたというと、自分の畑で栽培しているので、間違ったようだと言っていた。お互い認知機能劣化は否めない。

 前のカボチャが復活するかもしれないので、枝葉を剪定して残し、反対側に新しいカボチャを植えた。果たしてその成果は如何?

 🥜は、辛うじて種から1本目が出ていたので、3本苗を補充してくれた。今度は、寒冷紗の裾を全面厚く土で押さえ、隙間を塞いだ。後は、待つのみ。

 🥒は、昨日1本の初収穫があった。パリッとした歯ごたえで、みずみずしく旨かった。いよいよ金山寺味噌の出番である。🍆、ピーマンはまだ伸びていない。この時期は、こんなものだったのだと再認識である。

 下の写真は、翌日24日に写したものである。 

2021年 春作第5回・最終回(5/2)果菜類の植付

 第5回は、春作の最終回であり、果菜類の植付である。今年は、前日の5月1日に果樹菜園に息子、甥と行き、今日は息子を羽田まで送るため、余裕のない日程での作業となった。

 まず、予定がずれ込んだ落花生の植付から初めた。畝の整地に続き、苗3本、種5(内1は予備)を交互に植えたが、園主から苗、種を別々のエリアに植えた方が良いと言われた。そういえば、葱の時も大と小を分けて植えるように言われているが、大きな問題はない気がする。

 その後、先日買ったマルチの穴あけ器を使って、苗を植えたが、穴あけに梃摺り、きれいには出来るが、時間が掛かった。その後、支柱に苗を添えるためにビニール紐で結ぶのだが、片蝶々結びに手間取り、固結びにした。

 すぐに服を着かえ、11時に車で出発した。高速道路の空港の手前でアクアライン利用の車が集中し、渋滞が発生。心配したが、飛行機出発時間の12分前、11時58分に降車エリアに着いた。後でLINEで確認し、何とか予定の便に乗ったとのことである。次回は11時15分前に出発しよう。

 翌日3日に、畑に行き、支柱への結束を確認し、🥒には麻ひもでの結束を追加した。その後、カブ、小松菜、ホーレンソウを5から10cm間隔に間引いて、間引き苗を持ち帰った。カブの消毒は、間引いた後でないと出来ないそうで、園主から注意されていた。また、🥔に花芽が付いていたので、切り落とした。

 下の写真は、その後に撮ったものであり、先週の写真と同じ並びになっているので、この1週間の変化が良く分かる。左の写真の一番手前の🌽であるが、先週は2列目の左端は苗が無かったが、ほかの穴の苗から2本移植している。活着しているようである。中の写真では、里芋はまだだが、インゲンも芽吹いてきている。右の写真は果菜類の植付が済んだ後であり、整然とした畑が気持ち良い。

 

2021年 春作第4回(4/24)果菜類準備の年間最重農作業日

  第4回は、2週間後の24日(土)に参加した。普通は日曜日であるが、日曜日に農協で苗の販売フェアがある予定であったので、果樹菜園で植えたいころたん、坊ちゃんの苗を確保たかったので土曜日にした。ところが、第3回の緊急事態宣言発令日となり、苗の販売フェアは中止となった。係り員に聞くと農家を教えてくれたが、求めるものは無さそうである。結局,ころたんと坊ちゃんは甥に頼んで確保してもらった。

 この日は、来週5月連休中の果菜類の植付の準備をする日で、最も過重な農作業日である。畝立てマルチ張が2、畝立て種蒔き1、種蒔き1のの予定であったが、南瓜の植付を遣り、落花生は次回に回すことになった。大変さは変わりないので、早め8時半には畑に行って作業に取り掛かった。覚悟していたせいか、意外とスムースに運び、マルチ張、支柱立ても綺麗にでき、上手くなったものだと感じた。

 その畑の写真が上の3枚である。左から右に、西から、東から、南からの写真である。南からの写真は、マルチ張、支柱立て後の気持ちの良い景色である。来週は、ここに🥒、🍅、🍆、ピーマンの苗を植え、落花生の種蒔である。

2021年 春作第2回(4/4)、3回(4/11)の畝立てと種蒔き・植付

 第2回は、4月4日(日)にトウモロコシとカブの種蒔である。前日の午後に畝立てだけ先に済ませておいた。一人での作業なので、当日の負荷を軽くするためである。

 🌽は堆肥と菓子肥料を両側に散布し、畝を立てる。マルチを張るのが大変であるが、手順を講習で聞いて、まず短辺を土で固定し、長辺の両側を半分づつ土で固定し、偏らないように注意し、もう半分に土を被せながら

両辺を固定する。最後に、筒に巻いているマルチをカッターで切って張りがあるよ土で固める。今回は上手く出来た。6年目の進歩である。種は、3粒人差し指の第1関節まで押し込み、土をかぶせ,軽く叩く。

 カブは、丸棒で軽く筋付けした上に、1から2cm間隔で種を筋蒔きし、土をかぶせ、軽く叩く。指定は2条だがが、翌日真中に3から4cm間隔で蒔いた。

 

 第3回は、1週間後の11日であった。前日は息子と遠い果樹菜園へ行って、多忙を極めた農作業であった。この日の午後息子を羽田まで送るので、10時半までに帰宅しなければならなかった。そのため、8時過ぎに家を出て、9時からの講習までに、畝立てをほぼ終わらせることにした。

 里芋は、ほぼじゃが芋と同じであり(少し深く掘る)、枝豆は🌽と同じで、鳥よけに寒冷紗を架ける。先週等の経験が活き、作業がスムースに進んだ。

 里芋の作業を短辺側の隣の人に聞かれ、教えてあげた。枝豆は、マルチの張り方が上手く行き、穴が3個も多く出来た。園主がそれを見て、種を6粒補給してくれた。

 寒冷紗が新品で真っ白であり、畑が綺麗に見えるのが、今年の特徴である。


 上の写真は4月13日に撮影した。真中は私の区画の全景、左側は東側から、右側は西側から撮ったものである。一番東側の水を撒いた跡があるのが里芋、次がカブ、その次が小松菜、ホウレン草、寒冷紗の手前が🥔、寒冷紗が枝豆、西側の端が🌽である。🥔の芽欠きは、目の出が遅く、来週に延ばしている。

2021年 春作第1回 3月14日待ちに待った開園

 待ちに待った2021年春第1回の講習日である。13日土曜日が大雨であり、14日日曜に、午前と午後に分けて開かれた。私は午前中、日経セミナーをオンラインで聞く予定があり、午後2時からの方に参加した。

 今年の芋は男爵であった。例によって、2個の芋を7個に切るのだが、小さい芋を3個に切った際の1個が芽がない感じであり、目が出るか心配である。昨年もそうであったが、ちゃんと目が出るのが不思議である。

 ホウレン草と小松菜は、畝作りは良いのだが、種蒔きが大変である。足腰を曲げて、一粒づつ1~1.5cm間隔で置いていくのが、苦手で、終わってみると私が最後であった。

 終了後、園主と畑を眺めながら、色々と話をし、お互いに畑の有難みを満喫していた。さあ今年もこれが有ることが、救いになり、皆に楽しんでもらえるよう自らも楽しもう。

 下左側の写真は、ジャガイモを植えた畝と小松菜、ホウレンソウの種を蒔いた畝の翌日15日に写し、右は、10日後の25日に写した写真である。小松菜とホーレンソウの芽が2列にきれいに出ており、真中には5日前に蒔いた種が発芽しかかっている。

2021年 契約更新  記・3月2日

 5年間の契約更新期間を終了し、昨年12月に再応募し、有り難くも当選させていただいて、当選した6人への契約説明会(2月27日10時、農協1階)に出席した。園主の挨拶で、今回は5倍の競争率だったと言っていた。年々人気が出ている中で、今年はコロナの影響もあり、希望者が増加したのであろう。 私にとって、体験農園がコロナからの救いになっている。日々、通園出来ることに感謝である。

 今年の費用4.8万円のうち、収穫物代金とされている1.5万円は家内に拠出してもらった。今年の作付け図と日程表は前頁に掲載しているが、変わったのが、ナスが3本から2本になり、ピーマンが2本に増えており、春作の大根が無くなっている。また、夏の講習作業時間が午前9時から午後3時に変更されている。午後の方が良いかどうかは分からないが、毎年工夫しているのは、良いことだ。春作の大根は遠くの果樹菜園で植えてみよう。